お宿のこと

急性心筋梗塞になりましたが一命をとりとめました。

【ポンギー代表まさきからのご報告】

ポンギー代表のまさきです。

8月26日に急性心筋梗塞で手術を受け、1ヶ月ぶりに退院しました。

心臓の半分を失う重症でしたが、幾つかのラッキーが重なり、一命をとりとめ、今ここにいます。

胸痛がはじまった時に、たまたま女将のにいなが近くにいたことや、
循環器専門病院で手術してもらえたことがラッキーでした。

リハビリをしながら、歩行や簡単な身の回りのことはできるようになりましたが、あとしばらくは療養生活が必要です。

これから生涯、クスリと制限の多いスローな生活となり、今までのような行動はできません。

還暦を迎えてますます元気なジジイになると言ってきたにもかかわらず、自分としては早すぎるペースダウンとなってしまいました。

ポンギーとしても、コロナ禍で、この2年間、厳しい営業環境を強いられ、ギリギリでやってきている中で起きたこの事態。

今回のことでさらに大きな試練を迎えることになりました。

しかしながら、幸い、にいなが「私がポンギーのハートをまもり、つぶさない」と言ってくれています。

ポンギーは、「すべての人々が生きる喜びに満たされますように」という言葉を経営理念としています。

これは、私がミャンマーで僧侶体験をさせていただいた恩師のお言葉です。

スタッフは、「自分が充実して生き、他に対して少しでもプラスになる生き方をしよう」という気持ちでポンギーに関わっています。

ゲストさん同士やスタッフとの交流を大切にして、

① 旅先での人との会話や交流を通して、よい想い出を持って帰ってほしい。

② 外国からの方には、飾らない日本の生活体験から日本の良さを感じてほしい。

③ 宿泊代金からの寄付で、アジア貧困層の自立支援のお役に立ちたい。

という思いで運営しています。

この機会を前向きにとらえ、自分たちが本当に何をしていきたいのか、今の状況でどのようなポンギーらしい運営ができるかを考えていきたいと思います。

そのため、あえて厳しい選択となりますが、引き続きあと1〜2ヶ月ほど休館し、再開まで新規予約は受け付けないことにしようと思います。

個人的なSNSのお返事や電話に出ることも、当面はなかなか出来ないと思います。
皆さまにはご迷惑をおかけしますが、何卒、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

また、皆さまと元気に笑顔でお会いできる日を楽しみにしています。

ゲストハウス ポンギー

代表 横川 雅喜

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