お宿のこと

ポンギーは着物がよく似合います♪

女将です。
最近、時間のある時にちょこちょこ着物を着てゲストさんをお迎えしています。
「日常着を着物で過ごしたい!」と長年抱いていた女将の夢。
そうは言っても着付け教室にも通っては挫折しての繰り返しで
なかなか一人で着物を着ることができませんでした。
着ようとしなければいつまで経っても着ることはできません。
よぉし!!と、気合を入れていざ。
初めは1時間半かかって、手がつりそうになりながらもやっとやっと着れた着物。
今ではなんとか30分程で着れますが、オーナーのまさきさんからは15分で着れるようにとお達しが。。
とある女将は3分半で着付けるとか。まさに神業の域です。
が、がんばります!
そんな苦労して着た着物姿でポンギーの受付に立ってみると不思議です。
築100年の元呉服屋のポンギーにとてもよく似合います。
「ようこそ」と三つ指をついてお出迎えすると、ゲストさんに大変喜ばれます。

今では着物は結婚式やパーティーなど特別な時に着る印象が強くなってきているようですが、
ちょっと前までは普段着は着物しかなかったんですよね。
意外と快適で、自然とお淑やかな動きになります。
着物を着ていても海外からお越しのゲストさんの大きなスーツケースもバックパックも持てます。
ベッドメイキングもできます。
車も運転できます。
料理だって割烹着を着ればできます。
思っている以上になんでもできます。
みんなこんな風に生活をしてきたんだなぁ、いや、もっと大変だったかもとしみじみ物思いに浸ります。
最近はゲストさんの着付けもしてみてます。
ドイツからお越しのMさん。


スイスからお越しのCさん。


お二人ともはじめての着付け体験。
私も初めての着付け体験。
どうなることやらと思っていましたが、予想外にうまくできました。
着物を着ると背筋がピンとしていいね。
立ち上がるのが大変だわ。
これを着ていたらごはんが食べられないわね。
などなど、初めての着物体験を楽しんでいただけたようです。
私も嬉しくてこんな風に日本の文化を伝えていけたらいいなとあらためて決意を新たにするきっかけになりました。

着物が似合うポンギーでお越しになられる皆さんに「日本に来てよかった~」と思える瞬間を
たくさん味わっていただけるようこれからも頑張ります♪
 

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