金沢市が世界に誇る観光名所・兼六園。ツアーで来日した外国人観光客が平日にもかかわらず大勢訪れていて、まるでコロナ禍前の状態が戻ってきたようでした。

(リポート)
「11日から入国制限が緩和されました。ゲストハウスにはどのような変化があるのでしょうか?」

 金沢市六枚町にあるゲストハウス。コロナ禍前は宿泊客の7割ほどが外国人観光客でした。代表の横川さんは、3年間この日を待ちわびていました。

横川さん:
「ようやくこの長い夜が明けると期待でいっぱい」

 9月はゼロだった外国人の宿泊客。10月と11月で20人の予約が入りました。メールやSNSで常連客とやりとりを続けています。

Q.これまでに準備してきたことは?

横川さん:
「今まで情報を更新していなかったパンフレットを新しいものに書き換えて用意するとか。これはチェックインの時に町の大きさを説明して兼六園や金沢城ですよと」

 コロナ禍を受け、飲食店などを中心に金沢の街が大きく様変わり。今はその対応に追われています。

横川さん:
「また新しい気持ちで皆さんを迎えていきたい」

 13日、石川県は医療機関からの報告と自己検査あわせて594人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

 感染者を抑えつつ、いかにしてインバウンドを増やしていくのか。事実上の「開国」に関係者の強い期待が感じられます。

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→ 石川県内ニュース “コロナ禍前”の様な光景も…金沢・兼六園に大勢の外国人観光客 宿泊施設「ようやく夜が明ける」