11月に入ると金沢は一気に冬支度に入ります。
金沢には素敵な冬の風物詩が2つあります。
ひとつめは 兼六園の雪吊り
11月1日から樹木に支柱を立てたり、
縄で枝を吊ったりという作業が始まり、
北陸地方特有の湿気を多く含んだ重い雪から木々を守ります。
春から秋はこんな感じ。
職人のみなさんの素晴らしい技術によって、
木々は守られ冬にしか見られないこんな景色が広がります。
芸術的なこの景色を一目見ようと日本国内、海外の方が金沢に来られます。
美しいですね~
ふたつめは
長町武家屋敷跡の土塀の薦掛け(こもがけ)
12月1日、2日には長町武家屋敷跡で
その作業をみることができます。
薦掛け(こもがけ)は、
雪から土塀を保護するもので、浸透した水分の氷結による損傷や
付着した積雪による土の剝がれを防ぐ役割があります。
毎年12月から翌年3月まで設置されます。
いつも見る武家屋敷跡はこんな感じ。
先人から受け継いだ知恵を今もなお大切に守っている町、金沢。
そのおかげで私たちは季節が変わるのを
こうして目でみて楽しむことができます。
今しか見ることができないこの美しい風景を
ぜひぜひみにきてくださいね。