お宿のこと

着物DE町家~春の段~を開催しました♪

3月9日。
サンキューの日にレンタル着物の心結さん と東山ごえんさん、ポンギーによる合同企画「着物DE町家~春の段~」を開催しました。
前日までは雪が降り、天候が心配されましたが、朝起きてビックリ!
青空が広がり、ぽかぽか暖かな陽気。
絶好の着物散策日和です。
女性陣は心結さん、男性陣は東山ごえんさんでそれぞれ着付け。
男性陣は少し時間があって東茶屋街で記念撮影をしたそうです。


男の人の着物って素敵ですね~
着付けを終えて、金沢で大人気の「ひらみぱん」さんに集合。

おいしいランチに舌鼓。


着物を着てランチっていうのもそれだけで気分がいいのだけど、

お昼からワインも飲んじゃって。
至福のひとときです。

装いは和なんだけど、ひらみぱんさんの雰囲気にもなぜかいい感じにマッチします。

その後はまいどさんという、金沢のボランティアガイドさんがひらみぱんさんまで迎えに来て下さり、
ベテランガイドさんが長町武家屋敷跡を丁寧に説明して下さりながらの散策。



途中で笹でバッタを作るガイドさんとも遭遇し、みんなで記念撮影です。



金沢の街は本当によく着物が似合いますね。
まるで江戸時代にタイムスリップしたかのようです。
まいどさんに別れを告げ、その後は「匠心庵」というお茶室で休憩です。
待ち構えていたのは私たち。

遠州流茶道を習っているNちゃんによる呈茶。


いつもお世話になっている和菓子職人Aちゃんのお店、加賀銘菓 越野さんの「桜」の生菓子。

畳に座り、お庭を眺めながら、おいしいお抹茶とお菓子をいただきました。

その間には「着物よもやま話」を楽しみました。
日本にしかない着物文化。
「この着物は母のものだけど、実は亡くなったおばあちゃんが母のために仕立てたものなの。
それをこうして孫の私が来てて、きっとこの姿をおばあちゃんが見たら喜んでくれるんだろうなって思うの」とHちゃん。
母から子へ、子から孫へ。
洋服では決して感じることのできないそんな温かな想いが着物にはありますね。
その後は「金沢弁カルタ」を楽しみました。
「あんやと」→「ありがとう」
「つるつるいっぱい」→「すりきれいっぱい」などなど。
金沢の人にしかわからない言葉が飛び交います。

金沢出身のHちゃんは、
「この言葉が方言だっただなんて、ショック~」と、
嘆いている姿がまた楽しかったです。
その後はポンギーに戻って、チェックイン。
そして「ポンギー鍋」作りです。
お着物が汚れないように割烹着を着ました。
味見している姿が素敵ですね。

いつものポンギー鍋も着物姿のみんなが集まるとどこか違った雰囲気になります。

最後はみんなで記念撮影。

こうして「着物DE町家~春の段~」は無事に終わったのでした。
お天気にも恵まれ、たくさんの人の力をもらい、最高の一日を過ごせたこと。
本当にありがとうございました。
今日一日でみんなが口々にしていたのが、「日本っていいなぁ~」という言葉でした。
そんな風に「日本人に生まれてよかった~」と思える瞬間をこれからもみんなで味わっていけたらうれしいなって思います。
 

-お宿のこと